⚫️米ドル/円はこの1カ月で大きく上下したが、それを予想、公開できた人はいない。未来は誰にもわからず、相場予想に意味はない
この1カ月あまり、米ドル/円は大きく上下しています。
1月23日(金)、159円台の米ドル/円は突如急落。結局、3日間で7円以上急落しました。
また、2月8日(日)は衆議院総選挙(衆院選)があり、自民党が圧勝しましたが、米ドル/円は月曜(2月9日)から急落。157円台半ばから4日間で152円台まで5円急落しました。
こうした大きな動きを予想した人がいるでしょうか? 1月末の152円手前から衆院選前の157円台への上昇を予想し、公開していた人がいるでしょうか?
私の知るかぎり、誰もいません。つまり、未来は誰にもわからないのですから、相場予想をすることは意味がないのです。
これは相場だけではありません。自分の人生が明日どうなるかわかっている人はいません。みんな明日も今日の続きがあると漠然とした期待や思惑を持っています。しかし、事実としては明日何が起こるかは誰にもわかりません。
ある日突然宝くじが当たる人もいれば、スカウトされてスターになる人もいるでしょう。誰でも事故に遭うことがありますし、突然けがや病気になる人もいます。こうした実生活で未来を予想している人はいるでしょうか?
私たちの生活は、常に今にどう対処するかだけです。これは常に未来と対峙している相場取引でも同様です。
⚫️相場観を下手に持つとポジションが逆行しているときに損切りできなくなる。自分が素人と十分認識すれば、値動きに従った取引になる
私のメルマガでは、現時点でわかっている過去の値動き=チャートを分析して、どの値段になったら買う、または売るか、売り手や買い手がどう変化したらどう対処するかという戦略を立てることに専念していて、その具体的数値を先出しでお伝えしています。
これはチャート分析や相場取引の技術なので、学べば誰でも習得できるものだと思いますし、その技術習得のためにメルマガをお読みの方も多いと思います。
よって、いわゆる「相場観」は一切ありません。
こうした相場の事実だけに注目するので、読者の方にとっても配信内容が利益になっているかどうかも明確ですし、その一部はこのコラムでもお伝えしています。
そもそも、私のような個人投資家が、知ったかぶりの知識や情報で相場観を持ったとしても、それが当たるかどうかは運次第です。
逆に、下手な人が相場観を持つことで、自分の中に上か下かのバイアスができてしまうと、ポジションが逆行しているときに損切りできなくなりかねません。これは以前、このコラムでもお伝えしましたが、「感情」が動くからです。
相場観を持つほうが「自分がトレーダーになっている感」があるような気もしますが、私はこうした自己満足より、現実の損益を重視しています。
個人投資家の方やこれからFXをやってみようという方は、自分が素人であることを十分に認識したうえで、どうやって利益を得るかということを考えてみてはいかがでしょうか。
すると、結果的に相場観を持たず値動きに従った取引になると思いますし、それはスキャルピングとも同じアプローチです。
自分が何を目的にFXをするのかを突き詰めてみると、今までとは違うやり方が見えてくるかもしれません。
田向宏行式 副業FXのススメ!
最終更新:2/24(火) 21:06