パス、連結子会社が希少成分「シフォナキサンチン」を生産するための微細藻類の大量培養に成功
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パス <3840> は5日、連結子会社のアルヌールが、抗肥満作用や抗アレルギー作用などが期待されるカロテノイド色素の1つである希少成分「シフォナキサンチン」を生産するための微細藻類の大量培養に成功したと発表した。
アルヌールでは、微細藻類の室内培養装置を用いた培養技術の開発と藻類バイオマスから有用成分を抽出精製する技術の開発を行っている。これまで蓄積してきたフコキサンチン生産技術を活かし、同じ希少機能性カロテノイドであるシフォナキサンチン生産に着手。シフォナキサンチンは大型海藻のミルなどから抽出されているが、含有率が低い点や微細藻類に比べて培養技術の研究が限られている点など安定生産に課題があったという。アルヌールは、シフォナキサンチンとなる成分を多く含有する微細藻類株を選定。それにより、微細藻類の大量培養技術を最大限活用することが可能となり、シフォナキサンチンの安定大量生産への道が拓かれたとしている。
6日の終値は、前日比1円安の115円。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:11/6(水) 16:04