債券は下落か、米長期金利が上昇-円安進行で日銀タカ派化も警戒

4/25 7:42 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 25日の債券相場は下落が予想されている。米国市場で週末公表されるインフレ指標を前に警戒感から長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。1ドル=155円台まで円安が進んだことを受けて、日本銀行が2日間の日程で開く金融政策決定会合でタカ派的な姿勢を強めるとの観測も売りにつながる。

三菱UFJアセットマネジメントの小口正之エグゼクティブ・ファンドマネジャーは、円安進行や海外金利の上昇で「日銀が国債買い入れ減額についてどのような方針を示すのか注目が一段と高まっており、債券は買いにくい」と語る。

同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは0.885~0.92%(24日は0.885%で終了)、先物中心限月6月物は143円86銭~144円21銭(同144円21銭)。

先物夜間取引で6月物は24日の日中取引終値比12銭安の144円09銭で終えた。

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(5月13日から債券市況は内容を拡充して配信します。午前の市場別動向に加え、午後からは株式・為替動向を追加した【日本市況】として国内の主要市場の動向を横断的に配信する予定です。ご不明な点やご質問等がある場合はihazama@bloomberg.netまでご連絡ください)

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最終更新:4/25(木) 7:42

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