〔東京株式〕下げ幅縮小=押し目買いや買い戻し入る(1日後場中盤)

4/1 14:21 配信

時事通信

現在値
SMC83,520+2,790.00
安川電6,580+220.00
ファナック4,627+99

 (14時15分)日経平均株価は下げ幅を少し縮小している。引き続き幅広い銘柄がマイナス圏で推移しているが、特に悪材料もないため、「下値では個人による押し目買いが入っているほか、午前中に先物を売った人からも買い戻しが入っているのだろう」(中堅証券)という。

 (後場寄り)日経平均株価は大幅安。東証株価指数(TOPIX)もこの日の安値圏で推移している。値がさの半導体株が大きく下落して日経平均の重しになっているほか、自動車の一角やメガバンクの弱さも目立つ。

 (前引け)【前引け】日経平均株価は前営業日比604円22銭安の3万9765円22銭、東証株価指数(TOPIX)は52.15ポイント安の2716.47と、ともに反落した。相場全体を動かす新たな材料はなかったが、海外投資家の動きがイースター休暇で鈍り、買い手不在となって、幅広く利食いに押された。
 81%の銘柄が値下がりし、18%が値上がりした。出来高は10億0524万株、売買代金は2兆4592億円。
 業種別株価指数は33業種すべて下落し、石油・石炭製品、輸送用機器、銀行業、鉱業、その他金融業などの下落率が大きかった。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高2億7090万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreは軟調。

 (10時01分)日経平均株価は寄り付き直後に300円超上昇した後、伸び悩み、一時マイナスになった。前週末の欧米の株式市場は休場で、1日も欧州は休場が多く、「海外からの取引参加者が少ない中、株価が高値圏に位置していることによる売りに押されている」(大手証券)という。一方、ファナック <6954> 、安川電 <6506> 、SMC <6273> などファクトリーオートメーション(FA)関連銘柄の一角は強く、日経平均のプラス寄与度上位に入っている。「休み中に発表された中国政府版の購買担当者景況指数(PMI)の上昇が影響している可能性がある」(同)という。

 (寄り付き)日経平均株価は続伸して始まった。米国の物価指数の伸び率鈍化などを受けて買いが先行している。始値は前週末比277円26銭高の4万0646円70銭。(了)

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最終更新:4/1(月) 14:34

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