西松建設<1820>が底堅い。同社は6日、アサヒグループホールディングス<2502>傘下のアサヒ飲料とともに、製造過程でのCO2排出量がマイナスとなるコンクリートの開発に着手したと発表した。
同開発は、アサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」で、大気中のCO2を吸収した特殊材を活用し、コンクリートに練り混ぜることによって、CO2排出量がマイナスとなるカーボンネガティブなコンクリートを実現しているという。2社は、十分な強度を有するコンクリート材料となることを確認し、実施工への適用に向けた取り組みへと進むとしている。