リップル、最新の提携でポルトガルの暗号資産エコシステムを狙う──XRPに注目集まる

2/10 22:32 配信

CoinDesk Japan

リップル(Ripple)は10日、ポルトガルの通貨交換プロバイダーであるユニカンビオ(Unicâmbio)と提携した。リップルの決済プラットフォームを使用してポルトガル・ブラジル間の即時国際決済をサポートすることが目的だ。この決済プラットフォームは、より迅速で安価な国境を越えた決済のために「デジタル資産」を使用している。


ユニカンビオの法人顧客は、このサービスを利用して数分で資金移動や決済を行うことができる。リップルはこれがポルトガル市場への初進出だと述べた。


リップルの英国・欧州担当マネージングディレクターであるキャシー・クラドック(Cassie Craddock)氏は、「ポルトガルは活気ある暗号資産(仮想通貨)エコシステムを発展させてきた。そのため、当社の決済ソリューションを現地のパートナー向けに開始できることを嬉しく思う」とコメントした。


クラドック氏は、「ポルトガルとブラジルにおいて当社の決済ネットワークを接続することで、より迅速で費用対効果の高い国境を越えた決済を促進し、同時にこの2つの主要市場間の経済的な橋を強化する」と表明した。


リップルの決済はXRP台帳(XRP Ledger)を使用しており、ユーザーはエックス・アール・ピー(XRP)トークンを使用する金融機関のネットワークを通じて、法定通貨や暗号資産を含む異なる通貨を送受信できる。


|翻訳・編集:林理南|画像:Ripple|原文:XRP in Focus as Ripple Targets Portugal’s Crypto Ecosystem in Latest Partnership

CoinDesk Japan

関連ニュース

最終更新:2/10(月) 22:32

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング