〔NY外為〕円、155円台後半(13日朝)

5/13 22:10 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け13日午前のニューヨーク外国為替市場では、週内に米物価統計など重要指標の発表を控え様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=155円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は155円75~85銭と、前週末午後5時(155円74~84銭)比01銭の円安・ドル高。
 円相場は新規材料に乏しく、海外市場を通じて狭いレンジ内での値動き。ニューヨーク市場に入ってからも米主要経済指標の公表がない中、翌14日に発表される4月の卸売物価指数(PPI)や15日に公表の消費者物価指数(CPI)、小売売上高などの統計から足元のインフレや個人消費の動向を見極めたいとの思惑が強く、動意薄となっている。
 ただ、米長期金利の上昇一服で円の下値は堅い。市場の関心は、この日午前に予定されているジェファーソン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長やクリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁の講演に向かっている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0795~0805ドル(前週末午後5時は1.0766~0776ドル)、対円では同168円15~25銭(同167円76~86銭)と、39銭の円安・ユーロ高。(了)

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最終更新:5/13(月) 22:35

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