前場コメント No.2　荏原、アーキテクツＳＪ、７＆Ｉ、ザッパラス、都築電、ＩＨＩ

★9:01　 荏原－買い気配　1株を5株に分割　基準日は6月30日
　荏原<6361>が買い気配。同社は12日、株式分割を行うと発表した。6月30日を基準日として、1株につき5株の割合をもって分割する。


★9:01　 アーキテクツ－買い気配　今期営業赤字縮小見込む　個人住宅が堅調推移
　アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>が買い気配。同社は12日、従来未定としていた24.3期通期の連結営業損益予想を2.3億円の赤字（前期は3.5億円の赤字）にすると発表した。

　建築家フィーやマーケティング売り上げが減少する一方、スタジオロイヤリティ売り上げが増加することなどを踏まえた。建築設計・監理業務委託契約および工事請負契約の成約数が大きく低迷したものの、個人住宅は堅調に推移したとしている。

★9:01　 アーキテクツ－買い気配　新株および新株予約権で6.4億円調達　暮らし関連事業向け資金などに充当
　アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>が買い気配。同社は12日、マイルストーン・キャピタル・マネジメント（東京都千代田区）、ＡＳＡＨＩ ＥＩＴＯホールディングス<5341>、中日実業（愛知県名古屋市）、Ｔ．ＭＡＫＥ（大阪府大阪市）を割当先とする第三者割り当てによる新株式および第4回新株予約権の発行を行うと発表した。

　新株発行の払込期日は3月28日。発行株式数は55万株。発行価額は1株につき480円。新株予約権の割当日は3月28日。発行数は8000個（潜在株式数80万株）。発行価額は1個につき189円。行使価額は480円。差引手取概算額として6億3505万2000円を調達し、暮らし関連事業向け資金や投資関連事業向け運転資金などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で32.58％となる。

★9:01　 セブン＆アイ－東海東京が新規に「Outperform」　グローバルでの成長が期待できよう
　セブン＆アイ・ホールディングス<3382>が4日ぶり反発。東海東京調査センターでは、グローバルでの成長が期待できると判断。レーティングを新規「Outperform」、目標株価を2550円でカバレッジを開始した。

　東海東京の24.2期業績予想は、営業収益は前年比2.7％減、営業利益は同3.7％増としている。北米でのガソリン販売価格の下落などを要因に減収を見込むが、国内コンビニ事業の好調さ、北米コンビニ事業でのコスト圧縮などから増益を見込む。
　25.2期業績予想は、営業収益は前年比1.3％増、営業利益は同5.0％増。中期的には、北米を中心とした海外コンビニ事業、グローバルでのライセンスビジネスのテコ入れを背景に業績成長が続くと東海東京では考えている。

★9:01　 ザッパラス－買い気配　通期営業益を上方修正　3Q累計は営業黒字転換
　ザッパラス<3770>が買い気配。同社は12日、24.3期の連結営業利益予想を従来の2.5億円から2.9億円（前期は3.6億円の赤字）に上方修正すると発表した。

　提供コンテンツの拡充や顧客導線の最適化を進めてきた自社占いプラットフォーム「cocoloni 占い館」や、メディア露出で注目度が高まった占い師が監修する占いコンテンツなどが堅調に推移したことを踏まえた。

　3Q累計の連結営業損益は2.0億円の黒字（前年同期は3.3億円の赤字）となった。主力事業である占いサービスを継続的に強化することを基本方針とし、例年占い需要が増す年末年始シーズンに向けて、コンテンツの継続投入や効果的なプロモーションの実施を推進した。

★9:02　 ザッパラス－買い気配　30万株・1.5億円を上限に自社株買い　割合は2.48％
　ザッパラス<3770>が買い気配。同社は12日、30万株・1.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年3月15日～7月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.48％となる。

★9:02　 都築電気－買い気配　麻生との業務提携を強化　麻生フオームにも買い
　都築電気<8157>が買い気配。同社は12日、麻生（福岡県飯塚市）との業務提携を強化すると発表した。

　これまでの医療・介護関連事業での連携に加え、麻生グループが展開する情報・ソフト事業、建築土木事業、人材・教育事業などへ連携範囲を拡大するとしている。同社の発表を受け、麻生の子会社で気泡コンクリート工事を手がける麻生フオームクリート<1730>も買い気配となっている。

★9:02　 ＩＨＩ－4日ぶり反発　英に次期戦闘機の開発拠点＝日経
　ＩＨＩ<7013>が4日ぶり反発。13日付の日本経済新聞朝刊は、同社が日本が2035年度までの配備をめざしている次期戦闘機の開発拠点を英国とイタリアに設けると報じた。

　次期戦闘機は日英伊の国際共同開発体制をしく。エンジンを共同開発する英ロールス・ロイスなどと情報交換を密にするという。防衛技術の開発は国際連携の高度な擦り合わせで技術力を磨いていく新段階に入るとしている。