24日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、売買に決め手を欠き、1ドル=157円台前半でこう着。午後3時現在は、157円04~05銭と前日(午後5時、156円75~76銭)比29銭のドル高・円安。
午前は、実質的な五・十日による国内輸入企業の買いが入り、157円10銭台に上昇した。その後は、調整売りなどで伸び悩み、157円00~10銭台でもみ合った。
午後は、手掛かり材料が乏しく、157円00~10銭台で動意が乏しかった。
ドル円は、新規失業保険申請件数や米PMIの良好な結果を受けた米早期利下げ観測後退と、政府・日銀による介入警戒のせめぎ合いとなり、157円台前半での狭いレンジ推移にとどまっている。週末の上、英国と米国が3連休に入ることも、投資家の見送りムードを強めている。
ユーロも正午から対円、対ドルともにこう着。午後3時現在は、1ユーロ=169円81~83銭(前日午後5時、169円76~77銭)、対ドルでは1.0809~0810ドル(同1.0828~0829ドル)。(了)
時事通信
最終更新:5/24(金) 15:35
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