〔米株式〕ダウ横ばい、4ドル高=ナスダックは最高値更新(24日)☆差替

5/25 5:38 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週末24日のニューヨーク株式相場は、米インフレに対する警戒感がくすぶる中、横ばいとなった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比4.33ドル高の3万9069.59ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は184.76ポイント高の1万6920.79と、過去最高値を更新して引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5599万株減の7億4716万株。
 前日に大きく売り込まれた米航空機大手ボーイングなどが値頃感から買われた。ただ、米ミシガン大学が発表した5月の消費者調査はインフレの根強さを示唆する内容だったことから、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ開始時期が遅れるとの観測が台頭。ダウはマイナス圏に沈む場面もあった。
 27日のメモリアルデー(戦没者追悼の日)を含む3連休を控え、市場参加者が少なく取引が減ったことも影響した。
 好決算だった米半導体大手エヌビディアの買いが優勢となったことなどを受け、ナスダックは3日ぶりに最高値を塗り替えた。
 ダウ構成銘柄では、アップルが1.7%高、マイクロソフトが0.7%高、ウォルト・ディズニーが1.1%高。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1.8%安、セールスフォースは2.3%安、メルクは1.2%安だった。(了)

時事通信

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最終更新:5/25(土) 6:25

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