(ブルームバーグ): 米共和党全国委員会(RNC)は8日、トランプ前米大統領と近い関係にある2人をトップに起用した。
RNCは発声投票により、ノースカロライナ州共和党委員会のマイケル・ワトリー委員長を次期委員長に、トランプ氏の義理の娘であるララ・トランプ氏を共同委員長に選出した。
これまで委員長を務めてきたマクダニエル氏は辞任。RNCの資金調達が振るわないことや今年の大統領選を目指すトランプ陣営との協調が不十分なことなどを受け、同氏に対する批判が強まっており、トランプ氏はワトリー、ララ・トランプ両氏を公に支持していた。
トランプ氏の側近でRNCメンバーのデービッド・ボッシー氏は「残念ながらRNCとトランプ氏の選挙戦との間に分裂があると考えてきた支持層は、今回の指導部交代で活気づくだろう」と述べた。
新たな指導部の選出により、RNCとトランプ氏の選挙戦は連携することになる。
原題:Trump Ally, Daughter-in-Law Snag Top Two Posts at RNC(抜粋)
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最終更新:3/9(土) 5:18
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