50歳・専業主婦「リーマンショックで積立投資をやめて後悔した……」少しずつ増えた今のオルカン運用実績は?
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
◆50歳・専業主婦の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は兵庫県に住む50歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。
▼家族構成
本人、夫(45歳)、息子
▼金融資産
世帯年収:本人0円、配偶者300万円
世帯金融資産:現預金300万円、リスク資産300万円
▼リスク資産の内訳
・日本株:150万円
・投資信託:150万円
▼積立投資実績
(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/2023年から
2023年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に「月1万円」からスタートし、途中から「月3万円」に増額。適宜スポット購入しながら積み立てている様子。
運用実績については「運用益込130万円(元本は不明)」(※数字は2024年夏場以前のもの)で、「今はプラスの運用益です。毎月引き落とされるため気にしたことはないが、少しずつ資産が増えている」と説明されています。
◆50歳・専業主婦の思う積立投資のメリットは?
積立投資を始めてよかった点として、「積立投資は個別株に比べてリスクが少ないため、気軽に投資できるので資産が増えると楽しい。少しずつでも資産が増えていくため月の積み立て額を増やしていきたい」とコメント。
いっぽうで、「リーマン・ショック前に積立投資をしていた時は資産がすごく減ってしまい売却して後悔しています。今回は積み立てをやめずに続けて少しでも資産を増やしていきたいです」と失敗から学んだこともあると言います。
投資に対するご自身の性格を伺うと、「個別株投資は思い切りが良すぎてあまりあっていないため、積立投資を毎月やっていきたい」とのこと。
これから積立投資を始める人には「毎月無理のない金額で積み立て投資をすると楽しいです」と勧めます。
新NISAの利用状況については、「成長投資枠で高配当株に投資しています」と語られていました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
あるじゃん(All About マネー)
関連ニュース
- ◆52歳女性・投資歴25年「今年の資産増がすべて消えたのには堪えたが……」下落相場でどう立ち回った?
- ◆投資歴1年の44歳主婦「これは一度逃げよう、と直感で個別株を売却」下落時にやってよかった行動、失敗した行動
- ◆投資歴3年・48歳女性「下落相場で含み益が約3分の1に。NISAをしなければ増えなかったお金!と思うしかない」
- ◆34歳・年収250万円会社員女性「散財しがちだった生活」からオルカンなど6銘柄に毎月5000円ずつ積み立て続けた結果
- ◆37歳・年収120万円アルバイト女性「安定のVTI・S&P500・オルカンそれぞれにNISAで月5000円」3年間積み立てたら?
最終更新:12/4(水) 12:20