後場コメント No.3　オープンハウス、関西電、京急、ＲＩＺＡＰＧ、武田、アイネット

★13:37　 オープンハウスＧ－4日続伸　ＪＤＳＣとデータサイエンス活用した「働き方改革」を実証
　オープンハウスグループ<3288>が4日続伸。同社は15日、ＪＤＳＣ<4418>と同社が持つ膨大な営業活動に関するデータをＪＤＳＣが専門とするデータサイエンスで分析し、営業スタッフの効果的な行動を導くための実証を開始したと発表した。
　
　同実証の結果は、営業活動における属人性を最小限にとどめ、模範行動モデルの構築や社員教育にも活用が可能で、不動産業界の生産性向上、人材不足の解消ひいては「働き方改革」の実現に貢献するとともに、業界を超えた生産性向上にもつながるものだとしている。

★13:41　 関西電力－3日続伸　大阪高裁が美浜原発の運転「容認」＝共同
　関西電力<9503>が3日続伸。共同通信は15日、関西電力美浜原発3号機の運転差し止めを福井、滋賀、京都の3府県の住民が関電に求めた仮処分で、大阪高裁は15日、申し立てを退けた大阪地裁決定を支持し、運転を認める決定を出したと報じた。

★13:42　 京急－続伸　沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」開始
　京浜急行電鉄<9006>が続伸。同社は14日、2024年度からスタートする次期総合経営計画を見据えて策定を進める「沿線価値共創戦略」に基づき、京急沿線エリアマネジメント構想「newcal（ニューカル）プロジェクト」を始めると発表した。

　同プロジェクトでは、デジタル基盤とともに、沿線地域が一体となったサービス「EaaS（ENSEN as a Service・イアース）」の構築をめざすとしている。

★13:53　 ＲＩＺＡＰ－後場下げ幅縮小　当面は立会外分売の予定なし
　ＲＩＺＡＰグループ<2928>が後場下げ幅縮小。同社は15日13時40分、今回の立会外分売による売却株式数が当初の予定を下回っているが、株式市場への影響を勘案し、当面の間は株式の立会外分売による売却は予定しないと発表した。

　引き続き、chocoZAP事業の成長投資資金の調達を多様な資金調達策により推進し、成長投資の加速を進めることにより、中期経営計画の達成ならびに中長期的な収益拡大、企業価値の向上につなげる方針。なお、現時点では東京証券取引所プライム市場への上場申請日や上場承認日は未定とした。

★13:57　 武田薬品工業－みずほが目標株価を引き上げ　為替前提の円高修正で業績予想は減額
武田薬品工業<4502>が続伸。みずほ証券は、為替前提の円高修正で業績予想は減額。投資判断は「買い」を継続、目標株価は4850円→5400円に引き上げた。

　みずほでは、為替前提の円高修正で25/3期以降のコア営業利益は減額したが、海外類似企業のEV/EBITDA倍率の上昇で目標株価は引き上げとなったという。今後の注目点は、(1)ENTYVIO pen(皮下注製剤)とデング熱ワクチンQDENGAの市場浸透、(2)大型開発品TAK-861 (ナルコレプシータイプ1[NT1])、TAK-279(免疫介在性疾患)の学会発表・開発進展、(3)バイバンス(注意欠陥多動性障害[ADHD])等のLOEから利益・利益率の回復に向けた施策になると解説している。

★13:59　 アイネット－続伸　期末配当予想を増額　1円増配へ
　アイネット<9600>が続伸。同社は15日、24.3期の期末配当予想を従来の26円から27円（前年同期は24円）に引き上げると発表した。年間配当予想は53円（前期は48円）となる。
　
　2024年3月12日付けでペイロール<4489>に対する株式の公開買付が成立したことに伴い、今期に特別利益を計上することを踏まえた。