日経平均は24円安と小幅続落、米国株軟調で売り先行も下げ渋る=22日前場
22日前場の日経平均株価は、前日比24円21銭安の3万4255円71銭と小幅に続落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同1.33ポイント高の2530.26ポイントと小反発した。現地21日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数がそろって4日続落。その動きを受け日本株も朝方から売りが先行し、日経平均は午前9時44分に、同170円07銭安の3万4109円85銭を付けた。ただ、売り一巡後は時間外取引で米株価指数先物が上昇していることから、下げ渋る展開となった。
東証プライム市場の出来高は6億5250万株、売買代金は1兆5415億円。騰落銘柄数は値上がりが1109銘柄、値下がりは470銘柄、変わらずは58銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち下落は7業種にとどまり、26業種が上昇した。日立 <6501> 、ソニーG <6758> などの電気機器株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株が下落。アシックス <7936> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、楽天グループ <4755> 、リクルートH <6098> などのサービス株も安い。一方、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株が大きく上げ、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株、丸紅 <8002> 、三菱商 <8058> などの卸売株も高い。電気・ガスや空運・海運も買われている。
個別では、TOWA <6315> 、Appier <4180> 、Wスコープ <6619> 、グッドコムA <3475> 、ボードルア <4413> が下落。半面、GMOインタ <4784> 、ティラド <7236> 、大王紙 <3880> 、WDB <2475> 、三井海洋 <6269> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/22(火) 11:49