マンハッタンの超高層ビル、1400億円借り換え-三井住友信託など融資

4/12 12:02 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ケン・グリフィンのヘッジファンド会社シタデルが主要テナントとして入居しているマンハッタンのパークアベニューの超高層ビルが、9億1100万ドルの資金を借り換えた。

11日の発表によると、三井住友信託銀行が中心となり、「425パーク・アベニュー」向けの5年物変動金利ローンを提供する。資金は建設費などのために借り入れた21年の同規模ローンの返済に充てられる。

67万平方フィート(6万2245平方メートル)のビルは22年に完成。L&Lホールディング、東急不動産の米現地法人の東急ランドUS、BGOが開発した。90%がリースされており、そのほとんどが金融・投資会社向けだ。シタデルは22フロア、44万平方フィートを占めている。

近年、借り入れコストの高騰に伴い、多くのオフィスオーナーが新たな資金調達に苦労している。また、リモートワークの増加でスペース需要が減退したため、銀行もオフィスへの融資を控えがちだが、L&Lホールディングのロブ・ラピダス社長は発表資料で「一流のスポンサーが所有・運営するアメニティーの高い好立地の超高級オフィスタワー」に対する融資意欲は強いと説明した。

原題:Citadel-Leased Manhattan Skyscraper Lands $911 Million Financing(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:4/12(金) 12:02

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