今晩のNY株の読み筋=米経済指標の発表多いがジャクソンホール会議を前に反応限定的か
22日の米国株式市場は、米8月の総合/製造業/サービス部門PMI(購買担当者景気指数)、米7月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数などが注目となる。市場予想をみると、8月の各PMI(購買担当者景気指数)は前月からやや低下、新規失業保険申請件数は前月から増加する一方、7月の中古住宅販売件数は増加に転じる見通し。弱い経済指標は予想から大きなカイ離がなければ米利下げ観測が株価を支える。
ただ、米9月利下げは織り込みつつある。きょうから24日までカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開かれ、日本時間の23日夜にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演があり、経済指標の結果が市場予想と大きくカイ離しなければポジション調整が主体となって市場の反応は限定的となる可能性もある。
<主な米経済指標・イベント>
・米8月PMI(購買担当者景気指数)、米7月中古住宅販売件数、米新規失業保険申請件数
・カンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(通称ジャクソンホール会議、24日まで)
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:8/22(木) 17:23