決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ＵＮＥＸＴ、技研製、カーブスＨＤ　(4月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　カーブスＨＤ <7085>
　24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比45.9％増の27.9億円に拡大し、通期計画の49.5億円に対する進捗率は56.4％に達したものの、5年平均の101.5％を下回った。

★No.2　イオンディラ <9787>
　24年2月期の連結経常利益は前の期比3.3％減の154億円になったが、25年2月期は前期比3.3％増の160億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　技研製 <6289>
　24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の連結経常利益は前年同期比18.0％増の25.9億円に伸び、従来予想の22.5億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7085> カーブスＨＤ 　東Ｐ　　 +3.51 　　4/ 9　　上期　　　 45.87
<9787> イオンディラ 　東Ｐ　　 +3.50 　　4/ 9　本決算　　　　3.35
<6289> 技研製 　　　　東Ｐ　　 +3.14 　　4/ 9　　上期　　　 18.05
<9418> ＵＮＥＸＴ 　　東Ｐ　　 +0.20 　　4/ 9　　上期　　　 69.31

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース（minkabu PRESS）