東京市場サマリー(31日)☆差替
【東京株式】3万6000円割れ=米景気懸念で全面安
プライム市場は、日経平均株価の終値が前営業日比1502円77銭安の3万5617円56銭と続急落。トランプ米政権が高関税政策を掲げる中、米国で物価上昇と景気悪化が同時進行する「スタグフレーション」懸念が台頭し、東京市場もリスク回避姿勢が強まって全面安となった。終値の3万6000円割れは約半年ぶり。東証株価指数(TOPIX)は98.52ポイント安の2658.73。96%の銘柄が値下がりし、3%が値上がりした。出来高は23億3555万株、売買代金は5兆3700億円。
【東京外為】ドル、149円台前半=景気減速懸念で大幅下落
東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、トランプ米政権の関税政策による景気減速懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=149円台前半に大幅下落した。午後5時現在、149円14~14銭と前週末(午後5時、150円38~40銭)比1円24銭のドル安・円高。ユーロは対円で下落、対ドルでは上昇。午後5時現在、1ユーロ=161円53~54銭(前週末午後5時、162円21~23銭)、対ドルでは1.0831~0832ドル(同1.0785~0786ドル)。
【東京債券】先物、大幅高=長期金利は1.485%
債券先物は大幅高。長期国債先物の中心限月2025年6月物は前週末比63銭高の138円40銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債377回債利回りは0.060%低下の1.485%となっている。
【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.476%
日銀が発表した短期金融市場での無担保コール翌日物金利の速報値は、加重平均が0.476%(前営業日確報値は0.477%)、最高レートは0.478%(0.478%)、最低レートは0.450%(0.450%)だった。
【東京原油】ドバイ原油、急反落=当ぎりは平穏納会
東京商品取引所のドバイ原油先物相場は急反落。清算値は、中心限月8月きり(6番ぎり)が前週末比1420円安の6万5280円。日中立ち会いは、28日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が景気後退懸念で下落したため、安寄りした。その後も下げ幅を広げたが、トランプ米大統領がイランやロシアへの追加制裁に言及したのを材料に売りは一服した。
【JPX金】小幅まちまち、NY高眺め値を戻す
大阪取引所の金先物相場は小幅まちまち。清算値は、中心限月2026年2月先ぎりが前週末比7円安の1万5006円。トランプ米政権の高関税政策への警戒感を背景に、外為市場で円高・ドル安が進んだことを受け、日中立ち会いは売り先行で始まった。しかしその後は、取引中のニューヨーク金先物相場が安全資産としての買いに一段高となったことから値を戻し、期近2限月はプラス圏に浮上して取引を終えた。
【経済統計】
◆2月の鉱工業生産、2.5%上昇=4カ月ぶりプラス―経産省
【要人発言】
◆フジ第三者委員長:トップ人事も決めていたし、説明責任もある=日枝氏
【ニュースから】
◆「業務延長線上」の性暴力=フジ第三者委が調査認定―経営の体をなしていない
◆25年度予算、成立へ=参院可決、衆院に回付
◆南海トラフ地震、死者29万人=経済被害は292兆円―政府が新たな想定公表(了)
時事通信
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最終更新:3/31(月) 20:25