【ニューヨーク時事】21日午前のニューヨーク外国為替市場では、日銀が追加利上げを見送るとの観測が強まる中、底堅い米小売売上高を受け、円相場は1ドル=159円台前半に下落している。午前9時現在は159円10~20銭と、前日午後5時(158円85~95銭)比25銭の円安・ドル高。
日銀が27、28両日に開催する金融政策決定会合で、追加利上げを見送る方向で検討に入ることが20日に分かった。これを受けて、海外市場では円売り・ドル買いが先行し、ニューヨーク市場に入ってからもこの流れが続いた。
また、米商務省が21日発表した3月の小売売上高は前月比1.7%増加と、市場予想(1.4%増加=ロイター通信調べ)を上回った。変動の激しい自動車・同部品を除くと1.9%増加(予想1.4%増加)だった。底堅い米指標を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重となるとの見方から、米長期金利が小幅上昇し、円は下げ幅をやや拡大した。
ただ、米国とイランの停戦期限が迫る中、和平交渉の進展を見極めたいとの思惑も根強く、円は159円台前半で下げ渋っている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1750~1760ドル(前日午後5時は1.1783~1793ドル)、対円では同187円10~20銭(同187円20~30銭)と、10銭の円高・ユーロ安。(了)
時事通信
最終更新:4/21(火) 22:34