香港前引け:7日ぶり反発、本土系金融株に買い
18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.18%高の19655.58ポイントだった。中国企業指数は1.50%高の7084.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で785億4000万HKドル。
ハンセン指数は、前週末終値が9月25日以来の安値だったとあって値ごろ感からの買いが先行。前週に下げていた金融株が上昇し、相場を支えた。朝方に安かった中国本土の株価指数が上げに転じたことも投資家心理を支えたもよう。ただ、前週末の米株安が重荷となり上値は伸び悩んだ。
個別では、本土系銀行株の中国銀行(03988)、中国建設銀行(00939)、中国工商銀行(01398)、保険株の中国人寿保険(02628)、中国平安保険(02318)がそろって上昇。自動車メーカーの吉利汽車(00175)、都市ガスの新奥能源(02688)は大幅に反発した。きょう2024年7-9月期決算を発表するJDドットコム(09618)も買われた。半面、白物家電大手の海爾智家(06690)、パソコン大手のレノボグループ(00992)が売られた。前週末に24年7-9月期決算を発表したアリババ集団(09988)は続落。
トレーダーズ・ウェブ
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最終更新:11/18(月) 13:18