11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.37%高の3038.58ポイントだった。深セン成分指数は0.17%高の9313.87ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4965億7600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた。3月の米消費者物価指数(CPI)の予想上振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が大きく後退したことや、3月の中国のCPIの予想下振れを嫌気する売りが先行。ただ、売り一巡後は指数が上向きに転じ、その後はプラス圏でもみ合った。前日に約2週間ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感に着目した買いが相場を支えた。
セクター別では、建設機械、石炭、文化・メディア、公共事業などが高い。半面、航空・宇宙関連、電機、バッテリー、医療サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.39%高の259.20ポイント、深センB株指数は0.05%安の1079.62ポイントだった。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/11(木) 12:51
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