ENA、15%上昇――エセナ・ラボがステーキング報酬を増額

4/9 16:05 配信

CoinDesk Japan

エセナ・ラボ(Ethena Labs)のネイティブトークンであるENAは、一部のユーザーに対するステーキング報酬の50%増額を含む「シーズン2」の発表を受けて、4月8日に15%急騰した。


コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)によると、ENAは先週0.64ドル(約96円、1ドル150円換算)で上場し、現在は1.26ドル(約189円)で取引されている。分散型金融(DeFi)プロトコルのエセナ・ラボは、ステーキングにより利回りが得られるステーブルコインUSDeを発行している。


4月8日現在、ユーザーは最低7日間ENAをステークできる。USDeの残高に対して50%以上のENAをステークしたユーザーは、50%の追加報酬を受け取ることができる。


ブロックチェーン分析会社ルックオンチェーン(Lookonchain)は、3つのウォレットがバイナンス(Binance)から合計1190万ENA(1523万ドル、約22億8500万円)を引き出してステークしたと報じた。


「ベスティングスケジュールに基づいてロックされているチームと投資家の割り当て分は、$ENAロック(ステーキング)に利用することはできない」とエセナ・ラボはブログに記している。


ENAロックの最初の上限は2億ドル(約300億円)に設定されており、以後段階的に引き上げられる予定だ。


先週、エセナ・ラボはビットコイン(BTC)を購入すると同時に空売りする、キャッシュ・アンド・キャリー方式で年間利回りを得る戦略を発表した。同プラットフォームは1月以来、イーサリアム(ETH)でも同様の戦略を採用している。


|翻訳・編集:行武 温|画像:Ethena Labs increases staking rewards (Autumn_ schroe/Unsplash)|原文:ENA Rises 15% as Ethena Labs Increases Staking Rewards

CoinDesk Japan

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最終更新:4/9(火) 16:05

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