(ブルームバーグ): フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンで経営ナンバー2を務めていたアントニオ・ベローニ氏がグループ・マネジングディレクターを退任する。同社では幹部の刷新が続いている。
LVMHの21日発表文によると、同氏は執行委員会の委員長も退く。4月18日に開催予定の年次総会後には取締役からも外れるという。
ベローニ氏(69)はイタリア出身で、LVMHには2001年に入社。戦略と運営管理を統括し、リージョン・プレジデントなどを歴任してきた。
同氏の後任には、時計・宝飾部門の責任者ステファン・ビアンキ氏が就く見通し。
LVMH傘下グループの一部では最高幹部がキャリアの終わりに近づいているため、同社率いるベルナール・アルノー氏は次世代を担うリーダーの育成を進めている。
原題:LVMH’s Belloni Steps Down as No. 2 in Luxury Group’s Reshuffle(抜粋)
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最終更新:3/22(金) 3:15
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