米製品2.7兆円分購入へ=経済調整相が16日から訪米―インドネシア
【ジャカルタ時事】インドネシアのアイルランガ経済調整相は14日、米国の相互関税政策を回避するため、約190億ドル(約2兆7000億円)分の製品を米国から購入するとともに、対米投資を行う意向も表明した。アイルランガ氏は16~23日に米国の首都ワシントンを訪問し、通商代表部(USTR)幹部らと交渉する予定。
詳細は公表されていないが、相互関税の上乗せ分(22%)の適用を避けるため、他にも幾つか提案を用意しているという。停止されている上乗せ分が実施されると、相互関税率は10%から32%に上がる。
時事通信
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最終更新:4/14(月) 19:27