(ブルームバーグ): 国内最大の発電会社JERAが、千葉県と神奈川県内の4カ所の火力発電所で29日まで計画停止を行っていると、広報担当者が28日に明らかにした。天候悪化で燃料の液化天然ガス(LNG)の供給が遅れるリスクに備え、燃料在庫を確保する目的という。
広報担当者によると、計画停止の対象となっているのは千葉県の富津、千葉火力発電所と神奈川県の横浜、川崎火力発電所でいずれも27日から計画停止を実施している。3月中旬に悪天候でLNGの運搬船の到着に遅れが発生した件を踏まえ、今週後半に再び天候悪化が見込まれることから、遅延リスクに備えているという。
東京電力パワーグリッドのでんき予報によると、28日の電力需給に大きな影響はない。
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最終更新:3/28(木) 15:38
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