キユーピー・タマホーム・象印…高配当も狙い目、11月の株主優待/日経平均反落【今日の注目株&日本株市場見通し】「デイリーZAi」11月7日号

11/7 20:10 配信

ダイヤモンド・ザイ

◆今日の内容を10秒でチェック! 
・日経平均は大幅反落…米雇用悪化でリスク回避の売り
・決算発表銘柄はリクルートHD急伸、三菱重工・フジクラ軟調
・11月の株主優待…人気のキユーピー、配当と両取り銘柄も

●【1】今日の株式相場&話題株 早わかり! 
大幅反落…米雇用悪化でリスク回避の売り
【今日の相場】
 日経平均株価は大幅反落!  6日の米国市場では主要株価指数がそろって反落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-1.89%となった。再就職支援のチャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによれば、企業や政府機関が10月に発表した人員削減数は前年同月の3倍近い15万人あまりに増加。経済減速への懸念からリスク回避の動きが広がり、ハイテク株を中心に売りが出た。今日の日経平均株価もこうした流れを引き継ぎ、朝方から軟調な展開。後場に一時4万9640.56円(-1243.12円)まで下落し、その後は下げ渋った。前日に反発したソフトバンクグループやアドバンテストは再び大幅安。注目の決算発表銘柄はこの後の話題株コーナーで解説する。

 日経平均株価は週間で-2134.97円。先週末に5万2000円台まで上昇したが、今週は一時5万円を割り込むなど、波乱の相場展開になっている。週明けに配信するX(旧ツイッター)の音声チャット「スペース」では、今後の相場見通しや来週ピークを迎える企業決算の注目点などを解説していく。
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【日経平均】50276.37円↓↓
(-607.31円)
【グロース250】700.84↓
(-2.22)
【NYダウ】46912.30ドル↓
(-398.70ドル、6日)
【ナスダック】23053.993↓↓
(-445.804、6日) 

【今日の話題株】
◆リクルートホールディングス(6098)
8487円(+1176円)
 米求人サイト「インディード」を運営。6日の取引終了後に2026年3月期の上期(4〜9月)決算を発表し、営業利益が前年同期比16.2%増の3135億円となった。また、通期の営業利益予想を従来の5400億円から5660億円(前期比15.4%増)に上方修正。これまで米求人の減速懸念から株価が下落していただけに、堅調な決算を受けて見直し買いが広がったようだ。

◆三菱重工業(7011)
4449円(-169円)
 後場の取引時間中に2026年3月期の上期(4〜9月)決算を発表し、事業利益(本業のもうけに相当)が前年同期比2.1%増の1715億円となった。プラント・インフラ事業や航空・防衛・宇宙事業で利益が増えた。ただ、防衛費増額の恩恵が期待されているだけに、サプライズに乏しい決算と受け止められたか、株価は発表後に一時4348円(-270円)まで下落した。

◆フジクラ(5803)
2万415円(-1110円)
 後場の取引時間中に2026年3月期の上期(4〜9月)決算を発表し、営業利益が前年同期比63.5%増の901億円となった。また、通期の営業利益予想を1420億円から1790億円(前期比32.1%増)に上方修正。データセンター向けの光ファイバーの需要が伸長している。株価はハイテク株安の流れで朝方から下落。決算発表後はプラスに転じる場面もあったが、続かなかった。

●【2】金曜コーナー「今日の注目株」
11月の株主優待…人気のキユーピー、配当と両取り銘柄も
 今日は11月に実施される人気の株主優待を確認しよう。11月も優待を実施する企業はさほど多いわけでないが、キユーピーなどは根強い人気がある。配当との両取りが狙える銘柄も多いので、投資を検討する際の参考にしてほしい。なお、今回も制度変更のあった銘柄が散見されるので、しっかりチェックしておこう。

キユーピーは半年以上の保有が条件となるが、100株保有でグループ商品1000円相当がもらえる(500株以上保有や3年以上保有で増額)。株価が上昇したこともあり、優待利回りこそ高くないが、マヨネーズやドレッシングなどは「あれば便利」な優待品だろう。優待品の例は同社ホームページで確認してほしい。直近の決算は良好とまでは言えなかったが、米国で販売を伸ばしており、引き続き海外での成長に期待が持てそうだ。

 今回から制度変更があるのはタマホームやラクト・ジャパンだ。タマホームは年2回→1回の実施となる一方、100株保有でもらえるクオカードは年1000円分(500円分×2回)→2000円分に増えたのがうれしい。乳原料・チーズなどを扱うラクト・ジャパンは、優待対象となる継続保有期間が一律「2年以上」になったので注意しよう(従来は「3年未満」と「3年以上」の2つの区分で実施)。ただし「300株以上」の区分が新設され、カタログギフトがグレードアップする。

 タマホームの優待は中間期末に実施するものだが、期末には1株あたり196円の配当(2026年5月期予想)がもらえ、配当利回りは5.4%と高水準だ。タマホームに限らず、ラクト・ジャパンや象印マホービン、アステナホールディングス、トーセイも配当利回りが3〜4%と比較的高め。優待と配当を両取りしたい投資家にとって、11月の優待株は狙い目と言えそうだ。また、食品ならキユーピーやラクト・ジャパン、宿泊ならトーセイ、外食なら串カツ田中ホールディングスなどと、優待の種類も意外と多彩だ。

 なお、権利確定日が11月末の株主優待の権利付き最終売買日は26日だ。権利確定日20日の象印マホービンなどは最終売買日が18日となる。優待が欲しい投資家は、この日の取引終了までに必要な株数などを確認の上で購入しよう。
(ザイ優待アナリスト 小林大純)

ザイ編集部

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最終更新:11/7(金) 20:10

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