〔東京外為〕ドル、158円台前半=売買要因交錯の中、小幅安(21日午前9時)

1/21 9:03 配信

時事通信

 21日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、国内の財政悪化懸念と、デンマーク自治領グリーンランドを巡る欧米の対立が注目され、円の売り・買い要因が交錯する中、1ドル=158円台前半で小幅安となっている。午前9時現在、158円17~18銭と前日(午後5時、158円36~36銭)比19銭のドル安・円高。
 前日は東京時間の午後から終盤にかけ、財政悪化懸念による円売りなどで158円前後から158円60銭近くまで上昇。欧州時間には、グリーンランドを巡る欧米対立を背景としたリスクオフムードの高まりなどを受け、157円50銭台へ下落した。米国時間はじり高基調となり、終盤には158円30銭前後まで回復した。
 高市早苗首相が19日、衆院解散を表明し、2年間の飲食料品の消費税率ゼロに言及したことで、財政悪化懸念が広がっている。前日は、新発10年物国債の流通利回りが一時2.380%と約27年ぶりの高水準となるなど、日本の通貨、債券、株式が売られる「トリプル安」の様相が強まっている。
 一方、グリーンランドの問題を巡っては、トランプ米大統領が欧米諸国からの全ての輸入品に最大25%の関税を課す意向を表明し、欧州側は反発。20日には、デンマークの年金基金が米国債を売却するとの報道を受け、一時157円50銭を割り込んだ。
 欧米時間には、ダボス会議でトランプ氏の演説が予定されており、グリーンランドに関する発言が注目される。東京時間は目立つ材料もないため、「様子見ムードが強まる」(FX業者)とみられている。
 ユーロは対円、対ドルで上昇。午前9時現在、1ユーロ=185円47~49銭(前日午後5時、185円11~12銭)、対ドルでは1.1725~1726ドル(同1.1689~1689ドル)。(了)

時事通信

関連ニュース

最終更新:1/21(水) 9:34

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

もっと見る

日本株ランキング

注意事項

© LY Corporation