(ブルームバーグ): サントリーホールディングス傘下のサントリーは、ウイスキー・リキュール・ワインなどの一部商品について、2024年4月1日出荷分から価格改定すると、21日発表した。
国産プレミアムウイスキーの「響30年」、「山崎25年」、「白州25年」は希望小売価格(税別)を従来の2.25倍である36万円に引き上げる。「山崎」「白州」は56%、「山崎12年」「白州12年」は50%それぞれ値上げする。改定対象は5ブランド19品目。
国産プレミアムウイスキーはネット上で小売価格の数倍で取り引きされるなど値段が高騰している。サントリーは、需要に応えられない状況が続いているとし、中身品質の向上や生産設備の強化、環境に配慮したものづくりなどを行うために改定を実施すると説明している。
その他のウイスキー・リキュール・ワインなどは、原材料や資材、輸送費などコスト増を理由として、計19ブランド98品目の価格改定を実施すると発表した。「ザ・マッカラン30年」は57%、「サントリー梅酒」は15%、「トリス」は10%、値上げする。
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最終更新:11/21(火) 17:08
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