前場コメント No.6 コンヴァノ、日東電、アンドエスティ、QBネットHD、データSEC、グリコ

10/3 11:30 配信

トレーダーズ・ウェブ

★9:32  コンヴァノ-3日ぶり大幅反発 JPYCを活用した実物資産の決済・流通支援事業を開始
 コンヴァノ<6574>が3日ぶり大幅反発。同社は2日、新規事業として円建てステーブルコイン(JPYC)を活用した実物資産(Real WorldAssets)の決済・流通支援事業を開始すると発表した。

 事業の円滑な立ち上げと早期の商用安定稼働を目的として、業務提携に係る費用として総額14億円を支出する。まずは RWA 事業を展開する企業との実務面での業務提携を進め、「円建てステーブルコイン(JPYC)を活用した実物資産の決済・流通支援」の仕組みを、既存の運用ノウハウやネットワークと結び付ける。併せて、必要に応じて資本提携も検討するとしている。

★9:37  日東電工-野村が目標株価を引き上げ 高精度基板の新製品の動向などを注視
 日東電工<6988>が堅調。野村証券では、高精度基板の新製品の動向などを注視。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を2420円から3130円に引き上げた。

 野村では、26.3期Q2もスマホ向け高精度基板などで関税前の駆け込み需要が継続していると推定しており、26.3期上期までの業績は好調を見込んでいる。一方、スマホ等の最終需要は伸び悩みが見込まれることもあり、26.3期下期には駆け込み需要の反動減を予想。中期的な成長性を見る上でのポイントは新製品の動向であると指摘。スマホ用の高精度基板の新製品は27.3期からの量産が確定していると会社は9月12日の説明会でコメントしており、野村では27.3期に売上190億円、28.3期に220億円を今回織り込んだという。

★9:51  アンドST-反落 9月度のアダストリア既存店売上高3.9%減
 アンドエスティHD<2685>が反落。同社は2日、9月度のアダストリアの既存店売上高は前年同月比3.9%減だったと発表した。全店は同0.3%減だった。

 同月は、月後半は気温低下に伴い秋物商品の販売が堅調に推移したものの、上旬の長引いた残暑の影響で、前年を下回ったとしている。
       

★9:52  QBネット-5日ぶり反発 9月度既存店売上高0.6%増 全店は3.2%増
 キュービーネットホールディングス<6571>が5日ぶり反発。同社は2日、9月度の国内既存店売上高は前年同月比0.6%増だったと発表した。全店は同3.2%増だった。

★9:53  データセクション-急騰 杉原行洋氏が買い増し 16.98%→19.99%
 データセクション<3905>が急騰。同社について、杉原行洋氏が保有株を買い増した。10月2日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は16.98%→19.99%となっている。
  

★9:54  江崎グリコ-MSMUFGが目標株価引き下げ 乳業、北米事業の収益力低下が課題
 江崎グリコ<2206>が5日続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、乳業、北米事業の収益力低下が課題と指摘。投資判断は「Underweight」を継続し、目標株価は3400円→3200円に引き下げた。

 MSMUFGでは、大口投資家の株式買い増しなどを背景に株価は堅調な一方、ファンダメンタルズは悪化していると指摘。現状の収益性を考慮するとバリュエーションは割高との見方に変更はないとした。低下した収益力を向上させるためには、国内乳業事業や北米事業の抜本的な収益構造改革が必要と考えている。

畑尾

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最終更新:10/3(金) 11:30

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