日経平均343円高と続伸、取引終了にかけ様子見ムードで上げ幅縮小=17日後場
17日後場の日経平均株価は、前週末343円42銭高の3万7396円52銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)も同32.27ポイント高の2748.12ポイントと4日続伸した。現地14日の米国株式市場では、NYダウが5日ぶりに反発、ナスダック総合指数も反発した。同日に期限を迎える米連邦政府のつなぎ予算に関し、延長法案が成立する見通しとなったことなどが支えとなった。日本株も米国株高を追い風に買いが先行。堅調な値動きが続くなか、日経平均は午後1時6分に、同510円17銭高の3万7563円27銭を付けた。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値が重く取引終了にかけ上げ幅を縮小する展開を強いられた。時間外取引で米株価指数先物が軟調に推移していることや、あす18日から日銀の金融政策決定会合が行われることから、様子見ムードが広がったもよう。
東証プライム市場の出来高は18億8312万株、売買代金は4兆4061億円。騰落銘柄数は値上がりが1224銘柄、値下がりは364銘柄、変わらずは50銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落した。菱重工 <7011> 、IHI <7013> などの機械株や、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株が上昇。大林組 <1802> 、大和ハウス <1925> などの建設株や、東電力HD <9501> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株も高い。MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株も堅調。日立 <6501> 、ソニーG <6758> などの電気機器株や、伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> などの卸売株もしっかり。一方、リクルートH <6098> などのサービス株や、7&iHD <3382> 、イオン <8267> などの小売株が安い。
個別では、天馬 <7958> (監理)、ジャックス <8584> 、第四北越FG <7327> 、ソースネクス <4344> 、三井ES <7003> が上昇。半面、ポールHD <3657> 、Macbee <7095> 、ウインパトナ <3183> 、リクルートH <6098> 、ツガミ <6101> などが下落した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/17(月) 15:53