前場コメント No.6　やまみ、スカパーＪ、チェンジＨＤ、パーソルＨＤ、高純度化、ＮＯＫ

★9:27　 やまみ－東海東京が目標株価を引き上げ　積極的な施策展開による売上増と利益成長に期待
　やまみ<2820>が大幅反発。東海東京インテリジェンスラボでは、積極的な施策展開による売上増と利益成長に期待。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は3330円→6620円に引き上げた。

　東海東京では、24/6期は売上高19420百万円、前年比20.0%増、営業利益2059百万円、同98.1%増の二桁増収二桁増益として、会社計画水準超過を見込んでいる。営業利益率については、（1）23年9月以降において富士山麓工場が工場開設以来、黒字化して黒字が継続している模様であること、（2）会社側の施策として、原材料を国産大豆へ変更や、豆腐以外の高付加価値製品への積極的な製品展開をしていること、（3）積極的なDX戦略や商流の見直し等によるコスト吸収施策をおこなうこと、等によりさらなる営業利益率の向上するシナリオとしている。

★9:32　 スカパーＪＳＡＴ－大幅反発　伊藤忠商事とアニメ新会社　製作支援し海外配信＝日経
　スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412>が大幅反発。24日付の日本経済新聞朝刊は、同社が4月に設立するアニメ会社に伊藤忠商事<8001>が出資すると報じた。

　記事によれば、伊藤忠の営業網を生かしてアニメ製作を支援し、海外配信に力を入れるもよう。米ネットフリックスなど動画配信の普及で、海外でアニメが急成長しており、有力コンテンツを売り込み、日本発のアニメ経済圏を広げるとしている。

★9:35　 チェンジ－3日続伸　期末配当予想を増額　特別配当上乗せ
　チェンジホールディングス<3962>が3日続伸。同社は25日9時、24.3期の期末配当予想を従来の12.5円から18.7円（前期末は10.0円）に引き上げると発表した。
　
　3Q（10-12月）までの業績進ちょくなどを勘案し、特別配当を従来の0.5円から6.7円に引き上げる。年間配当予想も同額となる。

★9:35　 パーソルＨＤ－底堅い　日本円ステーブルコインを取り扱うＪＰＹＣへ出資
　パーソルホールディングス<2181>が底堅い。同社は25日、前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を取り扱うＪＰＹＣ（東京都千代田区）へ出資したと発表した。
　
　グループビジョンとして掲げる「はたらいて、笑おう。」実現に向け、ステーブルコインをはじめとした新たな金融サービスと、ブロックチェーン技術を活用した、新しいはたらくインフラを検討すべく今回の出資に至ったとしている。

★9:36　 日本高純度化学－4日ぶり反落　通期営業益を下方修正　需要回復の遅れが響く
　日本高純度化学<4973>が4日ぶり反落。同社は22日、24.3期通期の営業利益予想を従来の5.1億円から3.5億円（前期比38.3％減）に下方修正すると発表した。

　スマートフォン、PCなどの本格的な需要回復やメモリーなどの在庫調整終了が想定以上に後ろ倒しになっていることや、パラジウム価格の下落を踏まえた。

★9:37　 ＮＯＫ－7日続伸　通期最終益を上方修正　政策保有株式売却などが寄与
　ＮＯＫ<7240>が7日続伸。同社は22日、24.3期の連結純利益予想を従来の221.0億円から289.0億円（前期比2.2倍）に上方修正すると発表した。

　資本効率の向上のため、保有する投資有価証券の一部の売却を決定したことにより、投資有価証券売却益約220億円を計上する見込みであることを踏まえた。