前場コメント No.2 シキボウ、任天堂、ダイト、ニフコ、オハラ、ハイレックス

3/11 11:31 配信

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現在値
シキボウ1,037-7
ダイト2,518+28
オハラ1,304+7
任天堂7,649+243
ニフコ3,729-14

★9:02  シキボウ-5日ぶり反落 新株予約権で15.2億円調達 子会社の新工場設備投資資金に充当
 シキボウ<3109>が5日ぶり反落。同社は8日、野村証券を割当先とする第三者割り当てによる行使価額修正条項付第1回新株予約権(行使指定・停止指定条項付 「サステナブル FITs」)の発行を行うと発表した。

 割当日は3月26日。発行数は1万2500個(潜在株式数125万株)。発行価額は1個につき496円。当初行使価額は1219円。下限行使価額は854円。差引手取概算額として15億1995万円を調達し、食品用増粘安定剤を製造する子会社の新工場設備投資資金に充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で10.58%となる。

★9:03  任天堂-4日続落 「マリオ」新作アニメ映画 26年4月3日公開予定
 任天堂<7974>が4日続落。同社は10日、「スーパーマリオ」の新作アニメ映画の制作を進めていると発表した。公開日は、米国を含む多くの国と地域において2026年4月3日を予定している。その他の国と地域についても、同年4月中の公開予定とした。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★9:03  ダイト-いちよしがフェアバリュー引き上げ 今後の原薬価格上昇に期待
 ダイト<4577>が大幅に12日続伸。いちよし経済研究所では、今後の原薬価格上昇期待から業績予想を上方修正。レーティングは「A」を継続、フェアバリューを2800円→3300円に引き上げた。

 3月5日に、厚労省は4月1日に実施する薬価改定を告示。急激な原材料費の高騰と安定供給問題から一部後発薬に関しては不採算品再算定が認められ、薬価が引き上げられる予定となっている。いちよしでは一部大手後発薬メーカーの経営陣の話として、国内の後発薬のうち約30%が不採算品目であり、今後の原薬の安定調達のためには原薬購入価格の引き上げが必要であることを説明。こうした原薬価格上昇に向けた動きは、国内原薬市場で最大手の同社業績にポジティブとみている。

★9:04  ニフコ-大和が目標株価引き上げ 北米子会社の譲渡で来期から再スタートへ
 ニフコ<7988>が3日続落。大和証券では、課題である北米子会社の譲渡による来期からの再スタートに期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価引を3800円→4350円に引き上げた。

 大和では、来期は従来比で生産台数などの前提を引き下げる一方、北米子会社の子会社譲渡に伴う営業赤字の軽減を織り込み営業利益を増額修正。また、24.3期中の特損計上で事業の見直しが進展し、その後にさらなる株主還元などにも期待している。中国事業もまだ課題となる拠点が散見される様子であり、さらなる改革余地にも注目としている。

★9:04  オハラ-大幅に3日続落 1Q営業益61%減 光事業で苦戦
 オハラ<5218>が大幅に3日続落。同社は8日、24.10期1Q(11-1月)の連結営業利益は3.7億円(前年同期比60.9%減)だったと発表した。
 
 光事業において、売上の多くを占める交換レンズ用途が、サプライチェーン内の在庫調整が続き販売が減少したほか、生産設備の稼働率低下が続き製品の原価率が悪化したことが響いた。
 

★9:04  ハイレックス-売り気配 1Q営業益40%増も利益確定の売り
 ハイレックスコーポレーション<7279>が売り気配。同社は8日、24.10期1Q(11-1月)の営業利益は2.1億円(前年同期比40.2%増)だったと発表した。原価低減、生産性向上、経費削減などの合理化による収益の確保や、各グループ会社での販売価格改定を始めとした利益改善の取り組みを進めたことが寄与した。
  
 なお、株価は直近は高値圏で推移していたことから利益確定の売りが優勢となっている。

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最終更新:3/11(月) 11:31

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