「S&P500に毎月3万円」30歳・年収500万円男性が約2年間続けた積立投資の実績は?
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
◆30歳・年収500万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は岐阜県に住む30歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
▼家族構成
本人のみ
▼金融資産
年収:500万円
金融資産:現預金300万円、リスク資産150万円
▼リスク資産の内訳
・投資信託:80万円
・日本株:70万円
▼積立投資実績
(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から
2022年から、NISAでS&P500に積立投資を続けてきたという今回の投稿者。
投資額は「月3万円」で、投稿のあった2024年10月時点の運用成績については「元本約70万円→運用益込約80万円」と、着実に利益を生み出しているようです。
「(積み立てを始めて)半年は(運用益は)横ばいでしたが、2年目以降は日経平均株価の高騰もあり、10%ほど上昇し、現在も維持できています」と好調な様子。
しかし、積立投資は「長期投資のため、成功体験を得るのに時間がかかり、モチベーションを維持するのが大変でした」と、悩みはゼロではなかったそうです。
◆30歳・年収500万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてみてよかった点については、「将来の不安を少しでも軽減させることができましたし、お金の増やし方を色々体験できて、投資知識も身に付きました」とコメント。
さらに「積立投資をしたことでお金の管理が明確」になったといい、その結果「毎月固定資金をしっかり確保」してスムーズに運用できていると語ります。
積立投資を始める人へは「長期間でお金を増やしていくので、短期の利益は捨てて、長期目線で行うことが大切です」とアドバイス。
新NISAについては、「(成長投資枠は)現在は利用していませんが、毎月使える資金が増えたら、つみたて投資枠と成長投資枠を併用しながら投資を行っていこうと思います」と教えてくれました。
※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
あるじゃん(All About マネー)
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最終更新:1/16(木) 6:10