30日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、142円台前半を軸にもみ合いか
ドル・円予想レンジ:1ドル=141円20銭-143円20銭
30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=142円台前半を軸にもみ合いか。28日は持ち高調整のドル売り・円買いが先行。29日は米貿易交渉の進展を期待したドル買いを支えに下げ渋ったものの、日銀金融政策決定会合や米1-3月期GDP(国内総生産)など重要経済指標の発表を控えて積極性は乏しく、戻りは限定的だった。30日には赤沢経済再生相が訪米し、2回目の関税交渉を予定しており、東京時間も見送りムードが強そう。ドル・円は全体的に動意薄の展開が予想される。
<主な経済指標・イベント>
国内:3月鉱工業生産、3月住宅着工統計、2月景気動向指数、日銀金融政策決定会合(1日目)
アジア太平洋:豪3月CPI(消費者物価指数)、中国4月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国4月財新製造業PMI、台湾1-3月期GDP(域内総生産)、ベトナムが休場
北米:米4月ADP雇用統計、米1-3月期GDP(国内総生産)、ン米4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、米3月PCE(個人消費支出)価格指数
欧州:独4月小売売上高、独4月失業率、独4月CPI、独1-3月期GDP、仏1-3月期GDP、ユーロ圏1-3月期GDP
その他:ロシア3月失業率
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/30(水) 8:41