東京市場サマリー(16日)

4/16 19:13 配信

時事通信

 【東京株式】大幅続落、=米株安受け一時900円超下落
 プライム市場は、前日の米株安を受けて一時前日比900円超値下がりするなど大幅続落となった。日経平均株価の終値は761円60銭安の3万8471円20銭、東証株価指数(TOPIX)は56.09ポイント安の2697.11と、ともに下落した。89%の銘柄が値下がりし、10%が値上がりした。出来高は19億7840万株、売買代金は4兆7835億円。
 【東京外為】ドル、154円台前半=強い米小売統計で上昇
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日発表された米小売売上高が強かったことに支援され、1ドル=154円台前半に上昇している。午後には一時154円60銭前後まで買われた後、戻り売りに押された。午後5時現在、154円39~39銭と前日(午後5時、153円89~91銭)比50銭のドル高・円安。ユーロは終盤、対円、対ドルでもみ合い。午後5時現在、1ユーロ=163円91~94銭(前日午後5時、164円02~03銭)、対ドルでは1.0617~0618ドル(同1.0658~0658ドル)。
 【東京債券】先物、下げ渋る=長期金利は0.865%
 債券先物は下げ渋る。長期国債先物の中心限月2024年6月物は、前日比9銭安の144円32銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債利回りは、0.005%上昇の0.865%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.050%(0.065%)だった。
 【東京原油】ドバイ原油、WTI高と円安映し総じて上伸
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は総じて上伸。中心限月2024年9月きり(6番ぎり)の清算値は、前日比720円高の8万1730円。ニューヨーク原油(WTI)先物相場が、前日のJPX市場の終了時点を上回っていたことや為替相場の円安・ドル高を背景に、日中立ち会いはしっかりに始まった。寄り後も、WTIが中東情勢へのリスク警戒に底堅く推移したことから、上げ幅を広げた。
 【JPX金】NY高と円安受け急騰
 大阪取引所の金先物相場は急騰。中心限月2025年2月先ぎりの清算値は、前日比153円高の1万1836円。日中立ち会いは、15日のニューヨーク金先物相場が中東地域の紛争拡大懸念を受けた上昇したことや、外国為替市場の円安・ドル高を材料に、急反発して始まった。その後も円の軟調地合いを眺めて水準を引き上げ、先ぎりは終値ベースで最高値を更新した。
 【経済統計】
◆中国の1~3月期GDP、5.3%増に加速=投資好調、予想上回る
 【要人発言】
◆林官房長官=(円安進行に)政府として動向を注視し、万全の対策を取る
 【ニュースから】
◆首相「負担増えない」と再度強調=子育て支援金、18日に採決―衆院特別委
◆共同親権法案、今国会成立へ=衆院通過、26年導入見通し
◆LINEヤフーに再指導=情報流出、再発防止は不十分―総務省(了)

時事通信

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最終更新:4/16(火) 19:25

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