今晩のNY株の読み筋=米10月CPIに注目
13日の米国株式市場は、米10月CPI(消費者物価指数)が注目となる。市場予想の平均値は、コア指数の前月比が0.3%上昇、前年比が3.3%上昇。どちらも前月と変わらない伸びが見込まれている。一方、全体指数の前月比も0.2%上昇と前月と同率の伸びだが、前年比は2.6%上昇と、前月の2.4%上昇から加速する見通し。トランプ次期米大統領の経済政策でインフレの再燃を懸念されているが、就任前から一部の物価指標に強さがみられ、利下げ停止の前倒しが意識されるようだと株価の重しになりそうだ。
このほか、きょうはウィリアムズ米NY連銀総裁をはじめ、ムサレム米セントルイス連銀総裁やシュミッド米カンザスシティ連銀総裁が発言する。常任メンバーであるNY連銀総裁はもちろん、ムサレム氏、シュミッド氏とも来年の投票権を持つため、発言内容には関心を払っておきたい。
<主な米経済指標・イベント>
・米10月CPI(消費者物価指数)
・ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ムサレム米セントルイス連銀総裁、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁、ローガン米ダラス連銀総裁が発言
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:11/13(水) 17:02