日経平均は784円高と3日ぶり反発、韓国株上昇でAI関連復調、TOPIXは値下がり=30日前場
30日前場の日経平均株価は前日比784.22円高の6万2218.41円と3日ぶりに反発した。半導体などのAI(人工知能)関連株が前日までの大幅安の反動で自律反発の動きを強めた。KOSPI(韓国総合株価指数)の上昇も強気材料に、上げ幅が1500円に迫る場面もあったが、前引けに掛けては戻り売りに押された。また、東証プライム市場全体では下落している銘柄が多く、TOPIX(東証株価指数)は反落した。
この日は前日の米株安を受けて日経平均も安くスタートした。ただ、過去2営業日でおよそ3500円下落していた反動もあり、調整幅が大きかったAI関連を中心とする買い戻しが指数を支えた。半導体株の指標になっているKOSPIが持ち直したことも追い風に、プラス転換後は上げ幅を大きく拡大した。一方、再び悪化しつつある中東情勢や、FOMC(米連邦公開市場委員会)を受けた米国の利上げ観測の強まりから非AI銘柄には売り圧力が増した。
プライム市場では日経平均の上昇とは対照的に値下がり銘柄数が976と全体の6割超を占め、値上がり銘柄数は545にとどまった。変わらずは32銘柄。出来高は12億8386万株、売買代金は6兆1307億円だった。
業種別指数も下落が全33業種中24業種を占め、証券や銀行などの金融セクターや、空運、陸運、水産農林、小売などが軟調に推移。上昇業種はAI関連株が多い電機や非鉄金属など。個別では好決算のアドバンテス <6857> が上昇率と売買代金で上位に浮上したほか、キオクシア <285A> も騰勢を強めた。このほか一工薬 <4461> や小森 <6349> などが高い。一方、SMS <2175> やマキタ <6586> 、ゲンキードラ <9267> などが大きく下げている。
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