＜米国株情報＞コールズが安値更新、２６年１月期の弱気な業績予想を嫌気

　中小規模百貨店チェーンのコールズ＜ＫＳＳ＞が１１日、前日比で２７．３９％安の８．７５ドルと急反落し、５２週安値を更新した。２６年１月期の弱気な業績見通しが嫌気された。

　１１日寄り付き前、２５年１月期第４四半期（２４年１１月－２５年１月）の決算とともに２６年１月期の業績予想を開示。売上高を前期比５－７％減、ＥＰＳを０．１－０．６ドルとしたが、市場予想を下回った。

　また、２５年１月期第４四半期は売上高が前年同期比９％減の５３億９７００万ドルとなり、市場予想を下回った。純利益は同７４％減の４８００万ドル、店舗閉鎖に伴う減損損失などの一時的項目除いた調整後の希薄化後１株当たり利益（ＥＰＳ）は同４３％減の０．９５ドルとなったが、同ＥＰＳは市場予想を上回った。

　会社側は「高級ジュエリーなどの分野での勢いを取り戻すなど重点分野を特定し、将来の成功に向けて再構築する」と、経営再建を進めたい考えを示している。

＜関連銘柄＞
　ＮＡＳＤ投信 <1545> 、ＮＹダウ投信 <1546> 、上場米国 <1547> 、
　ＳＰＤ５００ <1557> 、ＮＹダウ <1679> 、ＮＹダウブル <2040> 、
　ＮＹダウベア <2041>

提供：ウエルスアドバイザー社