アジア株市況-上海総合指数は反発 米中協議「枠組み」合意を好感
アジア株は堅調。上海総合指数は反発。序盤に上げ幅を広げ、心理的節目の3400ポイントに乗せた。米国と中国がロンドンで9日から実施していた貿易問題に関する閣僚級協議が終了し、両国が5月にスイスで結んだ合意内容を着実に履行することで一致したことを好感。買い一巡後は伸び悩むも3400ポイント台を維持し、終値ベースで5月14日以来、およそ1カ月ぶりの高値を更新した。
香港ハンセン指数は反発。小高く寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。一時は上昇率が1%を超えた。本土株同様に閣僚級協議で合意したことが買い安心感が広がった。また、中国当局が公布した民生支援政策に「基本医療保険の薬品目録の調整制度を改善し、商業健康保険の対象となる新薬リストを策定・導入する」との方針が盛り込まれ、保険株が買いを集めた。
ハンセン
24366.94 +204.07(+0.84%)
レッドチップ
4100.15 +6.87(+0.16%)
上海総合
3402.32 +17.5(+0.51%)
台湾加権
22470.1 +227.96(+1.02%)
韓国総合
2907.04 +35.19(+1.22%)
ムンバイSENSEX(取引中)*
82508.96 +117.24(+0.14%)
タイ SET(取引中)
1141.85 +2.69(+0.23%)
ジャカルタ総合(取引中)
7208.91 -21.83(-0.3%)
マレーシアFBM KLCI(取引中)
1526.16 +9.21(+0.6%)
フィリピン総合
6381.32 +33.65(+0.53%)
シンガポールST(取引中)*
3916.82 -16.98(-0.43%)
ベトナムVN
1315.2 -1.03(-0.07%)
17時49分現在
*は15分遅れ
トレーダーズ・ウェブ
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最終更新:6/11(水) 18:01