日経平均は110円程度安、売り一巡後は下げ幅縮小=7日前場

2/7 10:08 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
テルモ2,776.5+19.50
デンソー1,968.5+26
トヨタ2,756+9.50
HOYA17,620+235
バンナムH4,998+18

 7日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比110円程度安い3万8950円前後で推移する。午前9時27分には、同313円33銭安の3万8753円20銭を付けた。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円高方向に振れていることが意識され、売りが先行した。ただ、売り一巡後は、押し目を拾う動きから下げ幅を縮小しているようだ。現地6日の米国株式は、1月雇用統計の発表を控えることから、様子見姿勢が強まるなか、NYダウが3日ぶりに反落した一方、ナスダック総合指数は3日続伸するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比120円安の3万8970円だった。

 業種別では、全33業種のうち19業種が下落、14業種が上昇している。テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株が下落。バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、伊藤忠 <8001> 、丸紅 <8002> などの卸売株も安い。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、ダイキン <6367> 、菱重工 <7011> などの機械株も軟調。KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、ワコールHD <3591> 、ゴルドウイン <8111> などの繊維株も弱い。一方、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株や、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株が高い。

 個別では、TOWA <6315> 、インターメス <262A> 、都築電 <8157> 、朝日工 <1975> 、コニカミノル <4902> が下落。半面、ニチコン <6996> 、メルカリ <4385> 、ダイトロン <7609> 、ライト工 <1926> 、芝浦 <6590> などが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=151円台の前半(6日は152円57-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=156円台の後半(同158円36-40銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:2/7(金) 10:08

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