HEROZ、チェンジHD、シーイーシーなど/本日の注目個別銘柄

3/11 15:24 配信

フィスコ

現在値
ベステラ931-8
フリーB1,418-29
チェンジH1,190-8
HEROZ1,427-13
CEC1,785+13

<4382> HEROZ 1691 -500
ストップ安。先週末に第3四半期決算を発表、同時に通期予想の修正も発表した。24
年4月期営業益は従来予想の4億円から4.5億円に上方修正も、純損益は0.3億円の黒
字から9.3億円の赤字に下方修正。子会社バリオセキュアの株式減損処理に伴うのれ
んの償却が特別損失として発生。特損発生に関してはすでにリリース済みだが、本
日はエヌビディア急落に伴うAI関連株安の流れもあり、嫌気売り圧力が強まった。

<3962> チェンジHD 1152 -225
大幅安。アマゾンがふるさと納税の仲介事業へ来年春にも参入することを調整して
いると報じられている。アマゾンでは25年3月にサイトをオープンする予定で、「早
割プラン」など他社よりも低い手数料や独自の配送サービスをアピールしているも
よう。ふるさと納税の手数料競争が激化するとの見方から、関連サービスを手掛け
る同社などの収益への影響が警戒される展開に。

<1433> ベステラ 1008 -141
急落。先週末に24年1月期決算を発表、営業利益は2.5億円で前期比4.6億円の損益改
善となり、2月16日の上方修正値2.3億円もやや上振れた。25年1月期は4.2億円で同7
0.1%増と大幅増益を見込む。ただ、中期計画では25年1月期営業利益は8億円とされ
ていたこともあり、今期見通しはコンセンサスを大きく下回る水準。人材採用など
の先行投資を優先としているが、失望感が先行する状況になったようだ。

<3843> FB 1399 -271
急落。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は46.7億円で前年同期比47.
4%増となったが、上半期実績の同56.5%増から増益率は鈍化、株価が高値圏にある
中で出尽くし感が先行する形に。なお、連結子会社の決算期変更の影響を除外した
ベースでは、第3四半期累計は42.7億円で同34.9%増となり、上半期の同36.2%増と
比較してほぼ同水準での推移となっている。

<9692> シーイーシー 1551 -328
急落。先週末に24年1月期の決算を発表、営業利益は63.6億円で前期比45.4%増とな
り、従来予想の62.2億円をやや上振れる着地に。年間配当金も従来計画比5円増配の
55円としている。一方、25年1月期営業利益は62.8億円で同1.3%の減益に転じる見
通しとしている。サービスインテグレーション事業の減益を想定、整備費用増加や
大型好採算案件の反動などを見込んでいるようだ。

<1379> ホクト 1925 +117
大幅続伸。先週末に24年3月期の業績修正を発表。営業利益は従来予想の19.2億円か
ら27億円に上方修正、前期は29.5億円の赤字だった。売上高は下振れるものの、き
のこ単価の堅調推移、原材料費・燃料費などの想定比下振れなどが収益上方修正の
背景に。第3四半期までの実績から見ても、上振れ幅は想定以上と捉えられた。ま
た、未定の期末配当金は40円にするとし、年間配当金は前期比10円増の50円配当と
なる。

<3662> エイチーム 616 +39
大幅続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は1.9億円の赤字となり、第1四
半期1.7億円の赤字から赤字幅は縮小する形に。会社側業績予想に対しては概ね予想
通りの進捗となっているもよう。EC事業の損失などが大幅に縮小のもよう。また、
事業譲渡益の一部を原資とする特別配当円の実施に伴って、24年7月期年間配当金
は、従来計画の16円から20円に引き上げている。

<9743> 丹青社 899 +90
急伸。先週末に24年1月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の30
億円から38億円、前期比6.2倍にまで引き上げ。需要回復に伴って売上高が堅調に推
移しているほか、主に商業その他施設事業において利益率の高い案件を計上したこ
となども収益の押し上げ要因になっているようだ。第3四半期実績は累計で19.5億円
だったため、想定以上の上方修正と評価される形に。

<7912> 大日印 4550 +249
大幅続伸。発行済み株式数の8.31%に当たる2000万株、500億円を上限とする自己株
式の取得実施を発表。取得期間は3月11日から9月30日まで。1500万株の自己株消却
も発表。同社は中計において、24年3月期から28年3月期までの5年間で3000億円の自
社株買いを実施するとしており、現在までで1000億円を実施済み。目標に沿った水
準ではあるものの、短期的な需給インパクトを期待する動きが優勢。

<3778> さくら 6620 -1500
ストップ安比例配分。先週末は後場半ばから急落、上値到達感が広がり、本日も地
合い悪の中で売りが殺到した。株価の過熱感が強まる中、1万円大台乗せも果たし、
先週末には達成感からの利食い売り圧力が強まった。さらに本日は日経平均が急落
となり、同社のように、これまで株価上昇を主導してきた銘柄の下げがきつい。と
りわけ、米エヌビディアが先週末に5.6%安と急落し、関連銘柄として、より売り圧
力が強まった形だ。
《ST》

フィスコ

最終更新:3/11(月) 15:24

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