4700万円の「中古アパート投資」でいくら儲かる? 7年間の運営結果《楽待新聞》

4/22 19:00 配信

不動産投資の楽待

現役大家さんが実際に保有する物件を取り上げ、購入から現在までの「リアルな収支」を丸ごと公開してもらう連載企画。

今回取り上げるのは、コラムニストの「ジュニア」さんが保有する約4700万円のアパートだ。

「先輩大家さんの体験談を読み、不動産投資の王道だと感じていた」と語る、自宅近くの中古アパート。購入からおよそ7年間で、いくら儲かったのだろうか?

■およそ築10年の「中古木造アパート」を購入

区分マンションで大家デビューを果たしたジュニアさん。不動産投資の流れが掴めてきた頃、以前から投資したいと考えていた「中古かつ地元の一棟アパート」の購入に踏み切った。

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物件は横浜市内にある約4700万円のアパートだ。自宅から近く、買い付けもスムーズにいったとジュニアさんはいう。オリックス銀行でフルローンを受けることができ、購入に至った。

「売主は投資家さんで、買い替えのためにこの物件を売却する必要があったようです。売り急いでいて多少相場より安く買えたこと、そして私自身の決断が早かったことが購入の決め手になったと思います」

■7年間の「収支」はどうなっている?

2017年からの「リアルな収支状況」は次のとおり。費用がかさんだり、家賃収入が前年比で40万円以上落ち込んだりした年もある。

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例えば、2024年には「修繕費」が50万円以上かかっている。これは偶然入退去が重なった影響で、原状回復費が多額になったのだという。

「管理会社から見積もりをもらい、内容を精査した上で、最終的な判断を行っています。(原状回復の内容は)基本的にはクロスや細々とした修繕です。費用感としては、家賃3~4カ月分程度に抑えています」



物件全体の収支状況を振り返り、「利益ではマイナス収支の年もありますが、トータルで見ればプラスです。残債も順調に減っており、今売ればキャピタルゲインも得られるはずです」と語るジュニアさん。

これまでの利益はいくらで、最終的な手残りはいくらだったのか。「空室が埋まりづらくなった時期もある」と語るが、どんな工夫をして収益力の維持に努めたのか。本編で詳しく解説してもらっている。

不動産投資の楽待

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最終更新:4/22(火) 19:00

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