日経平均は30円程度安、買い先行後は戻り待ちの売りに押される=17日前場
17日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比30円程度安い3万9150円前後で推移する。現地16日の米国株式市場で、半導体関連が反発したほか金融株も買われ、NYダウ・ナスダック総合指数がそろって上昇。朝方は、日本株も買い戻す動きが先行した。ただ、戻り待ちの売りに押され下げ転換し、午前9時54分には、同44円63銭安の3万9135円67銭を付けるなど、軟調な展開が続いている。16日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比260円高の3万9450円だった。
業種別では、全33業種のうち6業種が下落、27業種が上昇している。島津製 <7701> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、古河電工 <5801> 、SWCC <5805> などの非鉄金属株が下落。SUMCO <3436> 、LIXIL <5938> などの金属製品株や、アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株も安い。LINEヤフ <4689> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、信越化 <4063> 、日東電 <6988> などの化学株、7&iHD <3382> 、イオン <8267> などの小売株も軟調。一方、東電力HD <9501> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株が高い。
個別では、フジクラ <5803> 、TBASE <3415> 、KOKUSA <6525> 、トランザク <7818> 、アイスタイル <3660> などが下落。半面、ガンホー <3765> 、ネットプロテ <7383> 、マルマエ <6264> 、オープンドア <3926> 、中部電 <9502> が上昇している。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=149円の半ば(16日は149円44-46銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円63-67銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:10/17(木) 10:09