東京為替:ドル・円は小じっかり、午後は円売り主導
5日の東京市場でドル・円は小じっかり。米10年債利回りの緩やかな上昇でドル買いが先行し、早朝の152円08銭から上昇基調に。3連休明けの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅拡大、中国・香港株も堅調で午後は円売り主導で152円54銭まで上昇した。
・ユーロ・円は165円41銭から165円91銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0872ドルから1.0890ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,274.22円、高値38,620.19円、安値38,159.73円、終値38,474.90円(前日比421.23円高)
・17時時点:ドル円152円30-40銭、ユーロ・円165円80-90銭
【金融政策】
・豪準備銀行:政策金利を4.35%に据え置き
【経済指標】
・日・10月マネタリーベース:前年比-0.3%(9月:-0.1%)
・中・10月財新サービス業PMI:52.0(予想:50.5、9月:50.3)
・スイス・10月失業率:2.5%(予想:2.5%、9月:2.5%)
【要人発言】
・ブロック豪準備銀行総裁
「インフレは上振れリスクがまだ残ると認識」
「経済が予想以上に落ち込めば行動する用意がある」
「インフレ抑制の仕事、最後の部分は容易ではない」
・豪準備銀行(声明)
「長期的なインフレ期待は目標と整合的で、この状態を維持することが重要」
「インフレの上振れリスクに引き続き警戒する必要」
・玉木国民民主党代表
「目先の金融政策で為替を動かそうとしても表面的」
「デジタル貿易赤字是正、原発再稼働など構造的アプローチが必要」
《TY》
フィスコ
最終更新:11/5(火) 17:16