13日の東京株式市場は日経平均株価が3日続落した。きょうの朝方はリスク選好ムードで始まった。ただ、春闘の集中回答日にあたり、思いのほか大企業の賃上げの動きが活発となった。これを受けて日銀が来週行う金融政策決定会合でマイナス金利解除に動くとの見方が広がり、全体相場の上値を押さえた。3月期末が近づくなか、年金基金のリバランス売りも警戒された。日経平均終値は前日比101円安の3万8695円。プライム市場の値上がり銘柄数は468、値下がり銘柄数は1141、変わらずは47。
本特集では、テクニカル指標「移動平均線のゴールデンクロス」と企業の持つ株主資本(純資産)からみた株価指標で、理論上の解散価値を示す「PBR」に注目しました。プライム市場において、短期的な上昇トレンドに転換した可能性が高まった、5日と25日移動平均線がゴールデンクロスを本日示現した銘柄をピックアップ。その中からPBRがプライム市場平均(1.42倍)を下回る上値余地のあるとみられる12社を選び出しました。
選出した銘柄は、本格的な上昇トレンドに転換しない場合でも、PBRが低く下値が限られるため、損失リスクが低いといえます。他の指標も併せて吟味し、買い候補として注目してはいかがでしょう。
銘柄名 PBR PER
<5713> 住友鉱 0.62 24.3
<7952> 河合楽 0.70 9.3
<5741> UACJ 0.77 18.1
<4272> 日化薬 0.82 36.5
<9837> モリト 1.00 16.7
<3668> コロプラ 1.04 -
<8133> エネクス 1.07 12.8
<4809> パラカ 1.09 10.5
<7817> パラベッド 1.10 14.9
<7979> 松風 1.28 15.4
<8194> ライフコーポ 1.35 11.9
<9974> ベルク 1.41 13.6
※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:3/14(木) 9:15
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