ファーウェイ向け輸出許可取り消し=半導体、軍事転用を警戒―米商務省

5/9 9:00 配信

時事通信

 【ワシントン時事】米商務省は8日までに、米企業2社に出していた中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)向けの半導体輸出許可を取り消した。パソコンやスマートフォン向けの半導体とみられる。米国は中国による軍事転用を警戒。締め付けを強めており、ハイテク分野での対立が激しさを増している。
 米半導体大手のインテルは8日、中国顧客への輸出許可が取り消されたと発表。米メディアによると、米クアルコムへの許可も撤回された。
 レモンド米商務長官は同日、米下院委員会の公聴会でファーウェイを「脅威だ」と断言。これを裏付けるデータを得た場合は「許可の取り消しも含め、締め付けを強める」と表明した。特に、中国によるAI開発を警戒しているという。 

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最終更新:5/9(木) 9:26

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