JR東日本は21日、利用者の減少で採算が悪化しているローカル線34路線62区間の2022年度収支状況を公表した。前年度と同じく全区間が赤字で、赤字額の合計は約648億円と、約650億円だった前年度から横ばいだった。JR東全体の鉄道利用者がコロナ禍から回復しつつあった中でも、ローカル線の経営は依然として厳しいことが浮き彫りとなった。
JR東は「現状を理解してもらい、地元と議論していきたい」(担当者)と説明。路線の維持策やバス転換などの再編協議を沿線自治体と進める方針だ。
時事通信
最終更新:11/21(火) 17:51
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