ETF売買動向＝8日大引け、全銘柄の合計売買代金3159億円

　8日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比23.8％減の3159億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同27.1％減の2529億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＪＰＸ日経４００ <1599> 、グローバルＸ　半導体　ＥＴＦ <2243> 、上場日本高配当 <1698> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> など36銘柄が新高値。ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＳＭＤＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数 <1398> 、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　Ｓ＆Ｐ５００　インバース <2249> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.07％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> が3.43％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> は4.77％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> は3.60％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が90円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1691億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1705億1000万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が152億4800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が135億1000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が129億6200万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が117億3300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が88億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース（minkabu PRESS）