NYダウ、4万ドル目前=米インフレ鈍化、利下げ期待で

5/16 15:00 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】15日の米ニューヨーク株式市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均が大台の4万ドルに迫った。取引時間中の最高値を更新し、3万9935.04ドルに到達。米インフレ指標の鈍化が好感され、連邦準備制度理事会(FRB)が年内2回の利下げを実施するとの観測が台頭したことが背景にある。
 朝方発表された4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇と、伸びは前月から3カ月ぶりに鈍った。予想とも一致し、「インフレ緩和に安心感が広がった」(市場参加者)ため、米IT大手マイクロソフトや景気敏感株など幅広い銘柄が買われた。ダウは終値でも3万9908.00ドルと最高値を付け、ハイテク株中心のナスダック総合指数などとともに最高値を塗り替えて取引を終えた。 

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最終更新:5/16(木) 15:26

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