後場コメント No.2 サイプレスHD、あさひ、ニチバン、電通総研、ノーリツ鋼機、メドレー

12/4 15:31 配信

トレーダーズ・ウェブ

★13:09  サイプレスHD-底堅い 11月度既存店売上5%増 前年実績を上回る堅調な推移続く
 サイプレス・ホールディングス<428A>が底堅い。「築地食堂源ちゃん」を中心に飲食事業を展開する同社は12月4日12時に26.8期11月度の売上速報を発表。既存店売上は前年同月比4.9%増、既存店客数は同1.4%増、既存店客単価は同3.5%上昇となった。
 既存店売上は9月の前年同月比1.3%増、10月の同3.8%増に続き前年実績を上回る堅調な推移となっている。

 10月8日に東京証券取引所スタンダードに上場した同社は、海鮮系和食業態「築地食堂源ちゃん」を主力に、グルメ回転すし「ABURI百貫」や持ち帰り店「炭火焼鳥銀座惣菜店」などを展開。2025年8月末現在において、東京23区内を中心に東北から九州にかけて計36ブランド126店舗の直営店を保有している。

 10月15日には通期決算を発表。25.8期通期の連結営業利益(IFRS)は7.65億円(前の期比72.2%増)だった。新規出店9店舗の実施、また夏の猛暑によりクールシェアスポットとして商業施設の集客が増加したことなどの影響により既存店売上が好調に推移したこともあり、大幅な増益での着地となった。
 26.8期通期の連結営業利益予想は8.50億円(前期比11.1%増)。26.8期の新規出店は期初計画では10店舗としていたが、26.8期11月度の売上速報発表時点で6店舗増加し、16店舗としている。

 決算発表と併せて、株主優待制度導入も発表。毎年2月末および8月末日時点(基準日)で100株以上保有している株主を対象に、100株あたり1000円相当の株主優待(商品券)を年2回実施することを検討している(上限は2万株)。優待の詳細は12月15日に発表するとしている。

 出店ではデベロッパーと強固な関係を築いており、今後はショッピングモールなどの郊外への出店が加速する見通し。加えて、路面店やロードサイドへの出店チャンネルを増やすことも検討しており、さらなる成長が期待される。
 株価については、月次売上が堅調に推移していることに加え、株主優待の初回の基準日(2026年2月28日)に向けて、徐々に優待権利取りの動きがでることが想定されることから、700円台の回復、その後の上場来高値733円の更新も視野に入りそうだ。

★13:11  あさひ-もみ合い 11月度の既存店売上高3%減
 あさひ<3333>がもみ合い。同社は4日13時、11月度の既存店売上高は前年同月比3.3%減だったと発表した。客数は同5.3%減、客単価は同2.2%上昇となった。

★13:12  ニチバン-野村が目標株価を引き上げ 天候影響やロイヒつぼ膏の低調さを織り込み
 ニチバン<4218>が小幅高。野村証券では、天候影響やロイヒつぼ膏の低調さを織り込んだ。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2600円→2890円に引き上げた。

 野村では、26.3期上期の決算動向を織り込んで業績予想を下方修正。2Q(7~9月)にテープ事業で販売ミックスの悪化から従来予想以上に軟調だった他、酷暑による外出機会の減少から機能性絆創膏のケアリーヴが軟調な点などを織り込んだ。温感湿布薬のロイヒつぼ膏は高水準の販売は続いているが国内事業は伸びが鈍化している点は留意している。一方で、海外事業は韓国でのロイヒつぼ膏の投入による伸びは期待できるとみている。

★13:13  電通総研-5日ぶり反発 「Nozomi Guardian」を提供開始
 電通総研<4812>が5日ぶり反発。同社は4日11時、テリロジーホールディングス<5133>傘下のテリロジーと販売代理店契約を締結し、テリロジーが1次販売代理店として展開しているNozomi Networks(米国)が開発した「Nozomi Guardian(ノゾミガーディアン)」を中心とするOTサイバーセキュリティプラットフォームの提供を開始すると発表した。
 
 「Nozomi Guardian」は、OT&IoT領域に特化したサイバーセキュリティプラットフォーム。資産の可視化、脆弱性の把握、異常検知、インシデント対応支援までをワンストップで提供する。石油、ガス、製薬、鉱業、電力など、幅広い業界の制御システムに対応し、リアルタイム監視を通じて、産業用資産をサイバー脅威から保護するとした。

★13:19  ノーリツ鋼機-野村が目標株価を引き上げ 音響機器関連の好調さを織り込み
 ノーリツ鋼機<7744>が軟調。野村証券では、音響機器関連の好調さを織り込んだ。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2480円→2600円に引き上げた。

 野村では、25.12期3Qの業績動向を反映して業績予想を上方修正した。ペン先事業のテイボー社は筆記分野での顧客の生産調整の影響などで苦戦が続いているが、円安影響に加え、DJ機器のAlphaTheta社やワイヤレスイヤホンのJLab社の業績が予想以上に好調なことを織り込んだ。25.12期は前期にあったDJ機器の受注残の消化の反動による減益影響はあるが、事業EBITDAは増益を予想している。

★13:22  メドレー-もみ合い 病院向け電子カルテでAI文書作成アシスト機能を追加
 メドレー<4480>がもみ合い。同社は4日、病院向け電子カルテ「MALL」において新たに「AI文書作成アシスト」を開発し、一部の医療機関へのパイロット版の提供を開始したと発表した。

 病院や有床診療所のDXをAI活用で促進し、医師をはじめとする医療従事者の医療文書の作成業務を効率化することで、医療機関を利用する患者の体験向上を図る。パイロット版を導入した一部の利用医療機関における計測結果では、退院サマリーでは平均7割以上、退院看護サマリーにおいては最大8割程度の作成時間の削減効果が見込まれるとしている。

畑尾

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最終更新:12/4(木) 15:31

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